マスクの素材で飛沫拡散防止効果に違いがある・・・
最近またまたスーパーコンピュータ「富岳」による飛沫拡散防止効果についての検証データが出たようで、ニュースやワイドショーなどでもいくつか目にしました。
2020年8月にも「富岳」での検証データが発表され、その際も私なりに内容をまとめさせてもらい、いろいろな疑問点がありながらも「不織布マスクでも布マスクでもかなりの割合で飛沫拡散抑制効果はある!」のではないかということを記事にも書かせてもらいました。
布マスクの効果ってどうなの?ユニクロエアリズムマスクを2か月使用後の今考えてみました。│ふろむ50
そして、今回は「マスクの飛沫拡散抑制はマスクの素材によって効果に差がある」ということがさらに検証結果として発表されたようです。
マスクといってもいろいろあるし・・・
ということで、今回も私なりに富岳での検証データについての記事やニュースを観たり聞いたり読んだりして分かったこと、思ったことをまとめてみました。
今回の検証結果のニュース・記事からわかったこと
マスク素材の差をどうやって見分けるの?
マスクの使い分けをしつつ感染予防
これからもまだまだ感染予防対策は必要と思われます。予防に役立てていけたらと思います。
今回の検証でわかったことは・・・・
人と会う時は不織布マスク 素材、形状で性能差 「富岳」分析(産経新聞) – Yahoo!ニュース
世界一「富岳」シミュレーション 飛沫防止効果高い「不織布マスク」にも性能差z
⇒隙間から出る飛沫に加え、小さな飛沫がマスク面を多く通過する
*不織布マスク
⇒隙間から出る飛沫はあるが、マスク面を通過する飛沫はほとんどない
*ウレタンマスク、布マスクより不織布マスクのほうが飛沫拡散防止効果が高い
*不織布マスクでもフィルター性能が低いものは小さな飛沫が飛んでいる
ウレタンマスク初登場!?
前回の検証の記事ではウレタンマスクのことはわからなかったのですが、今回はシミュレーションデータがありました。
ウレタンマスク、私は使ったことがなかったのですが、使っている人を見ることも多く、フィット感や付け心地が良さそうだな・・・と思っていました。が、
「ウレタン製はファッション性もあり、若い人もよくしているが、性能としてはあまりよくないことがわかった」
ということだそうです。
不織布マスクもフィルター性能によって違う
前回の検証では「不織布マスク」としてまとまっていましたが、今回はフィルター性能によって飛沫拡散防止効果が違ってくることもわかりました。
注意!いつも書いてますが・・・正しいつけ方、使用方法ではないと効果も落ちてしまうことになります。
前回の検証で使った不織布マスクのフィルターは高性能だったのかな?
・・・・などなど疑問点もちょこちょこ出てきたりもするのですが・・・・今回は素材による効果の差を検証結果として教えてもらえたことでマスク選びの際のお役立ち情報になりそうですね。
マスクの素材による効果の差
不織布マスクでフィルターによる性能の差があることが分かったけれど・・・
性能の高いマスクを選ぶポイントは…。
理化学研究所チームリーダー 神戸大学・坪倉誠教授「息のしづらいものは性能が高いと、覚えておいてもらえばいい」
「息のしづらさ」だそうです!!
「息苦しさ」をチェックするにしても、マスクを購入してから、ということになってしまいます。
マスクの使い分けが大切!
暑い季節にマスクを外すのが最も危ない。性能の低い布マスクでもつけることが大事
「マスクは性能だけでは語れない。不織布は性能は良いが、毎回換えないといけない。布やウレタンは何回も使うことができる。性能と通気性と費用対効果を考えて選択してもらえれば」
場所や行動によっては布マスクをうまく使っていきたいと思います。
先日、スーパーコンピュータの富岳によるマスクの飛沫拡散防止効果についての解析結果がニュースとなっていました。 布マスクってどれくらい感染防止に役立っているの?? こんな疑問を持っていた方もいたかと思います。 私は6月にユニクロエアロリ[…]
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