新型ウイルス感染予防でマスクの必要性が高まりました。
不織布マスクも店頭で見るだけでかなりの種類のものがあります。
私は普段パッケージを見ながら、値段と相談しながら購入するマスクを選んでいますが、

という思いがいつもあります。
そこで、不織布マスクの性能・効果について調べてみました。
あまりにも多くの種類の不織布マスクが出回っているので
すべてについて調べることはできませんが、
まずは我が家でよく使っているもの、家にストックされているものについて
書かせてもらいます。
マスクフィルターの品質性能って!?
店舗でマスクを選ぶとき、値段、大きさ、個包装かどうか・・・などチェックしますが、
「○○〇99%カット!!」
という表示があると、
「良さそう!!」
と思って、商品を選ぶポイントにしてきました。
ですが


花粉粒子の捕集(ろ過)、BFE、VFE、PFE があるとのことです。

マスクの使用表示の検討が要請されたことを機に、
2005 年3月に全国マスク工業会が発足。
マスク広告の自主基準に基づく適正な表示推進などを行っている。
何がどんな試験なのか????というと
フィルター部の性能試験法• 花粉粒子の捕集(ろ過)
試験粒子 約30㎛
• BFE(Bacterial Filtration Efficiency)
(バクテリア飛沫捕集(ろ過)効率試験)
試験粒子 黄色ブドウ球菌の懸濁液(約3㎛)
• VFE(Virus Filtration Efficiency)
(ウイルス飛沫捕集(ろ過)効率試験)
試験粒子 バクテリアオファージ(約1.7㎛)
• PFE(Particle Filtration Efficiency)
(微粒子捕集(ろ過)効率試験)
試験粒子 ポリスチレン粒子(0.1㎛)
ウイルス単体 ⇒ 0.1~0.3μm
ウイルス対策マスク⇒VFE・PFEの遮断試験をクリアしているものがいい
ということになります。
こんなマスクを使ってます
私は、乾燥しやすい季節は夜間寝るときにマスクをしています。
マスクをすることで、のどが潤いますし、
唇や頬の部分までもしっとりと潤う感じがするからです。
それに加え、インフルエンザなどの季節には
ウイルス対策として、家族の分も含めさらに多くのマスクを必要とします。
我が家で使っている不織布マスクについて上記フィルターの性能をチェックしてみました。
(ここでは私と娘用の「小さめ」サイズをもとにしていますが、普通サイズもあります)
商品のパッケージ、ネットの商品詳細の記述より性能について書かれていると思われるところを
抜粋しました。
表記の仕方などは各商品(メーカー)によって違います。
立体型 不織布マスク(小さめサイズ)
- (一社)日本衛生材料工業連合会の基準による表示、全国マスク工業会・会員マークあり
- 空気中の微粒子(0.0001㎜)を99%カット(BFE、PFE、VFE規格)
(個別包装)フィッティ 7DAYSマスク (やや小さめ)
- (一社)日本衛生材料工業連合会の基準による表示、全国マスク工業会・会員マークあり
- 細菌を含む飛沫99%カット:BFE 試験
ウイルスを含む飛沫99%カット:VFE 試験
花粉99%カット:花粉捕集効率試験
微粒子99%カット:PFE 試験
*この2商品は、記載されている内容を見る限りVFE・PFEの遮断試験をクリアしているので
ウイルス対策マスクの性能があるようです。
100円ショップのマスクもあります
100円ショップにも様々な不織布マスクを売っています。
我が家にもいくつかあります・・・
高密着マスク
- (一社)日本衛生材料工業連合会の基準による表示、全国マスク工業会・会員マークあり
- 99%カット(BEF試験による)
ダイソー 不織布マスク
ダイソーのとってもお得な30枚入り(100円)です!!!
30枚がひとつの袋に入っていました。
使ってみると・・・
ノーズワイヤーや耳ゴムも柔らかく緩めな感じがしました。
付け心地は良いので、サイズが合えば十分に使えると思います。
- (一社)日本衛生材料工業連合会の基準による表示、全国マスク工業会・会員マークなし
(ダイソーの商品なので・・・) - BEF99%フィルタ採用
*これらの商品の「99%カット」はBEF試験でということでした。
マスクを正しく装着・使用することが大事!
マスクフィルターの性能がどれほどよくても、正しく装着・使用しなければ効果はありません。
正しく装着する
マスクと顔の間に隙間ができないように装着します。
- 自分の顔のサイズにあったマスクを選ぶ
- マスクパッケージに書かれている「使用方法」を読んで装着する
マスクを広げ、上下・裏表を確認する。
ノーズワイヤーの中央を鼻にあて、顔のカーブに合わせる。
耳ゴムをかけ、頬や顎に隙間ができないように合わせる
正しく使用する
使用中・使用後のマスクフィルターには菌が付着している可能性があります。
- 装着中、フィルター部分に触らないようにする
- 使用後はゴムの部分を持って耳から外し、フィルター部分に触らないようにして捨てる
- 1日以上同じものを使わない
マスクのフィルター性能についてまとめ
パッケージに「○○〇99%カット!!」と記載されていても、
商品によってどの試験による数字か異なる場合があるということがわかりました。
パッケージをよく見ると、どの試験によるものかもわかるようになっています。
自分が必要とするフィルタ―の性能のものを選ぶことができます。
性能のあるマスクを選び、正しく装着・使用することで、
カゼ・ウイルスの侵入を防ぐ効果はあります。
また、マスクを装着していることにより、
手についてしまった菌が鼻や口に触れることを物理的に防ぐ役目があるともいわれています。
ですが、
家庭用マスクは、外からの微粒子の侵入を完全に防止することには限界があります。
マスクのパッケージにも
「マスクは感染(侵入)を完全に防ぐものではありません」 と記載されています。
マスクを正しく装着・使用したうえで、マスク以外の予防も必要です!!
うがい
アルコール消毒
栄養・休養
これらも合わせてカゼ・ウイルス対策をしっかりとしていきたいと思います。
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