体温計の予測機能は便利だけれど、実測と比べてどのくらい違うの(合ってるの?)
より正確に検温するためにどうしたらいいの?
コロナ禍のとき、体温を測る機会が増えました。一時的に体温計も品薄になってしまったり…
そんな時、このような疑問もあり、自分で検温して調べてみました。
コロナも収束し、以前ほど体温を測る機会はなくなりましたが、今後も検温は体調をみるうえでも大切なこと。
ということで検温結果をまとめた記事を残しておきます。
- 購入した体温計について
- わが家にある4本の体温計で計測値・検温時間などを比べてみた結果・感想など
- 検温で気をつけるべきこと
購入した体温計
新型コロナウイルス感染拡大の心配もあり、約2ヵ月間で3本の体温計を購入しました。
タニタ 電子体温計 BT-470
4月半ばに購入。体温計が品薄で、どのお店を探しても売り切れ。
それでも、約20年前購入の体温計だけではどうしても不安だったため、楽天で購入しました。
品薄なこともあり、粗悪品がでているというウワサも聞いたりしていたので、「高すぎるのは困るけれど、メーカー、出品者が大丈夫そうなもの」を探して購入。
楽天のポイントを使いましたが、約1万円くらい支払いました。
オムロン電子体温計 MC-846 けんおんくん
ひとつ購入できたので安心できましたが、もし家族の誰かに発熱・症状が出た場合、ひとつは専用に使える体温計があったほうがいいのでできることならもうひとつ購入したいと思っていました。
ドラッグストアに行く機会があれば常に体温計があるかチェックしましたが、売り切れ状態が続いていました。
5月半ばに、あるドラッグストアで見つけました。
「実測式」ということで悩みましたが、700円ほどの価格であったことと、「ないよりは全然いい」という思いで購入しました。
オムロン電子大尉恩恵 MC-687検温君
上記の実測式を購入した1週間後にラッキーにも別のドラッグストアで見つけ購入。
割引チケットも使えたので1780円くらいでした。
その後、このドラッグストアも時々行きますが売り切れ状態。購入できたのは本当にラッキーでした。
・・・・ということで、
新たにわが家に3つの体温計が増えました。
それぞれの体温計による検温結果
午前⇒午前10時~12時の間 午後⇒午後2時~4時の間
食後2時間以上経過してから、体温が落ち着いていそうな時間帯になるべく同じような条件で計測するようにしました。
(厳密にはバラツキもあったかと思います)
連続して検温する場合も間に1分以上間隔をあけてます。
検温時間はタイマーにて測りましたが、だいたいの目安です。(予測以外は10秒単位)
オムロン電子体温計 MC-687 けんおんくん
- 検温時間が予測15秒、実測10分とほぼ一定していた。
- 予測と実測もほぼ合致していた。
タニタ 電子体温計 BT-470
- 「予測20秒」という売り文句だったが、20秒より早く計測できた。
- 予測と実測で少し差が出たが、ほぼ合致していた。
オムロン電子体温計 MC-846 けんおんくん
- 「実測式はわきで10分」と書いてあるので覚悟していたが、思いのほか短時間で計測できた。
テルモ??
体温計にも寿命があるようですが、こちらの体温計は20年くらい頑張ってくれています。
- 検温時間も1分~2分くらいで、だいたい安定した結果となった。
検温で気をつけること
今回の検温比べの前に、それぞれの説明書を読みました。
(ポイントだけですが・・・それでも今までは全く読んでいなかったので)
今までの自分の検温方法を反省することもありました。
どの体温計もそうですが、わきの下で検温のときは「わきの中心にあてて体温計を下から少し押し上げるように」となってます。
これを読んで実践した(ことが大きかったと思っています)ので上記のようにどの体温計でもそれなりに安定した計測結果となりました。
以前は、この注意点を守れていませんでした。
洋服の首元を大きく開けて、上から体温計をさしていました。
これでは、わきの中心に当たりません。
そのせいか以前に検温したときは、「予測20秒」のタニタ 電子体温計 BT-470」での予測検温に40~50秒かかってしまったこともありました。
ほかにもこのような注意点があります。(それぞれの体温計の説明書に同じようなことが書かれていました)
正しい検温のために
- 運動・入浴・飲食後は30分以上あけてから検温する
- 起床後は動く前か、動いた後なら30分以上あけてから検温する
- わきの下が汗ばんでいるときは汗と拭いてから検温する
- 布団の中などで熱がこもっている場合は、こもった熱を冷ましてから検温する
まとめ
コロナは収束したとはいえ、自分の体調をチェックするためにも検温は大切です。
ときどき検温をするのですが、予測検温なのに時間がかかってしまったり、測定結果にばらつきがあったり・・・
予測は便利だけれど、実測と比べてどのくらい違うの(合ってるの?)
より正確に検温するためにどうしたらいいの?
と思うこともあったので、今回わが家にある体温計の説明書を読み、検温比べをしてみました。
自分なりに条件を整えて何度か検温してみた結果、思ったこと、わかったことは
もちろん、正しい方法で検温する必要がありますし、体調が悪い時や、医師の指示などで厳密な測定が必要な時は実測検温をします。
ですが、日々の体調チェックの検温には10~20秒程度でできる予測検温が大変便利です。
そうすることで、実測検温にかかる時間も短くなるのではと思います。(今回の検温比べで思ったことです)
正しい検温で体調チェック・感染予防をできるようにしたいと思います。