ありがたいことに、これまでほぼ健康で過ごしてこれたので、対象年齢になってもすぐがん検診をちゃんと受けたほうではありませんでした。
そんな私でも数年前からいくつかのがん検診を受けています。
細菌は2年に1回の乳がん検診を受けました。
乳がん検診を受けるのは3回目。過去の2回や他のがん検診もこれまでは「異常なし」の結果もらっていたのですが、今回初めて「要精密検査(レード3)」
定期的に自治体のがん検診を受けるようになって、もしかしたらいつかこのような結果をもらうこともあり得るとわかってはいたものの、実際に結果を手にしてからはいろいろなことを思いました。
その後、乳腺外科クリニックで精密検査をしてもらい、「異常なし」の結果をもらって現在に至っています。
自治体の乳がん検診を受けてから約1か月余りの出来事。自分なりに考えたり調べたりしたことをここに書いておきたいと思います。
読んでくださる方にとって参考になることがあれば嬉しく思います。また今後の自分のためにも書いておこうと思います。
やはりがん検診は大切
がん検診をうける「メリット」「デメリット」ということが言われます。
メリットとしては「早期発見・早期治療」
自覚症状がない段階で発見して治療することができます。
でも、100%発見することは不可能です。それはデメリットの一つ。だからと言って、検診を受けない、というのではなく、だからこそ、自覚症状がなくとも推奨される間隔で継続して受けていくことしかできないですよね。
そして、デメリットとして「擬陽性」があります。
要精密検査とされた場合でも、真にがんと判断される(陽性反応適中度)のは、胃がん検診では1.50%、最も可能性のある乳がん検診でも4.15%にすぎません。むしろ、多くの人々が「がんではなかった」という結果を受け取ることになります。その間、受診者の方に心理的負担がかかります…
がん検診のメリットとデメリット|知っておきたいがん検診
私の場合も「擬陽性」ということになります。
確かに「がんではなかった」という結果を受け取るまでには、グレード3ではあるし、要精密検査の結果からがん診断される確率もわかってはいるものの、いろんなことを考えたりもしました。
もしものときの病院っては大切
大きな不安はもちろん、「もし精密検査をして悪かったらどうしよう」というのがありますが、その前に「これからどうするのがいいのか」何もわかっていない不安がありました。
「とりあえずネットで調べて「乳腺外科」のある病院・クリニックで検査してもらえるということが分かりました。(これも今までは何となくしかわかっていませんでした(*ノωノ))
ならばどの乳腺外科に行くか?
ネットの情報が全てではないと思いますが、私としては調べる方法は他になく、ネットの情報を参考にしました(この時点では自分以外の人に検診のことは話していません)
自分の家からの距離、行きやすさ、口コミ、ネットでの外観や情報などを調べました。
自治体に検査のCDを受け取りにいった際にもいくつかの病院・クリニックを一覧で教えてくれました。
これらの情報から自分で考え、選んだクリニックに予約を入れました。
実際に精密検査を受けるためにクリニックに行ってみると…
検査前に先生がゆっくりわかりやすく説明をしてくださり、
マンモグラフィやエコーのための更衣室・検査着が清潔で配慮されたものであり
検査をしてくださる方が女性で穏やかな感じであり
特に最初に先生の説明を聞いた時、「もし結果が良くなかったとしても、この先生ならしっかりと話を聞いて自分なりに前向きに対応できるかも」と思えたことがイチバンでした。
検査結果は異状なしで、治療は必要なかったのですが、念のため2年後の自治体の検診の前に1年後にこのクリニックで検診を受けることにしました。
検診について思うこと
以前は「「日本人の○人に1人ががんになる。」と言われてて、わかってはいてもピンとくるものがなかったのかもしれません。
ここ数年は、同じ世代の友人に乳がんになった人がいたり、悲しい現実を経験したりもしました。
他人事ではない、あり得ることだという認識が強まっていました。
今回初めて「要精密検査」という結果をもらい、さらに「あり得ること」なんだなという気持ちにもなりました。
日々健康に過ごさせてもらい、このブログで「美容と健康」のカテゴリの記事も書いたりしていますが、より「健康」のありがたさを感じました。
そこで、できることは何だろう?
特別何かできるわけでもないです。ただ日々健康に感謝して過ごし、自治体などの検診など大切な機会に検診を受け続けていくことだと思いました。
今回「要精密検査」の結果をもらって、今までよりは考える機会となったことは良かったと思えています。
また、これまで無知だった病院についても具体的に調べ、精密検査を受けたクリニック・先生に出会えたことも良かったと思っています。
「デメリット」もあるとされるがん検診ですが、その「デメリット」をふまえたうえでも、受ける意味があると思いました。推奨される年齢・期間においては検診を受け続けていくことの大切さを感じました。
*がん検診には「無症状」の人の検査です。
がん検診は、症状のない方のための検査です。
がん検診Q&A|知っておきたいがん検診
明らかな症状のある方には、それぞれの体の状態に応じた適切な検査や治療が必要になります。症状のある場合は、必ず医療機関を受診しましょう。