今朝の「グッとラック!」で「ひきこもり主婦」についての特集がありました。
「ひきこもり主婦」ということ、推計の人数、実例・・・・
自分と同じくらいの年齢層で、同じ主婦のなかに「ひきこもり」になっている人が
たくさんいるという・・・これまであまり認識がなかっただけにショックでした。
私はは現状「ひきこもり」ではないですが、他人事とも思えません。
何が問題でひきこもることになってしまったんだろう?
どう対処たいたらいいのだろう・・・・
そんな不安や疑問がわいてきます。
番組の内容をもとに「ひきこもり主婦」についてまとめてみました。
「ひきこもり主婦」とは・・・
番組ゲストで、ひきこもり問題に詳しいジャーナリストの池上正樹さんによると、
趣味の用事、コンビニ以外は外出せず
家事をしていても家族以外とは交流しない
この状態を6か月以上継続しているということです。
昨年3月に内閣府が調査した結果、推計3万人以上(対象40~64才)だそうです。
大変驚きました。
主婦は普段家にいることが多く、家族でさえ「ひきこもり」であることに
気が付かないこともあるそうです。
家にいることが「あたりまえ」で、それでもいい場合もありますが、
「外に出たいけど、出ることができない・・・」となるとツライですよね。
番組で紹介されていた「ひきこもり主婦」の実例
番組でふたりの「ひきこもり主婦」が紹介されていました。
実際に「ひきこもり」している二人の主婦の姿はとてもショックでした。
夫と二人暮らしで、10年以上ひきこもり。
掃除・洗濯など家事はこなす。
料理はいろんなことを同時進行ができない。
(複雑な作業ができなくなり)煮込むだけのシチューのみ。
家の外にはほぼ出られない。
週に1回の買い物は夫と一緒。
美容院は行けて半年に1回。腹の中で何考えているかわからないから人間が怖い。
友人とのささいなトラブルから人間不信となり、自宅から出られなくなってしまった。
具合が悪いと「死にたい」と思ってしまう。
「普通じゃないから生きていても価値がない」と思ってします。
パートでレジ打ちをしていた時、カスタマーハラスメントで毎回クレームを言われ
恐怖心から仕事に行けなくなってしまった。
きっかけになる「何か」があって、
外に出たり、人と話したりするのが怖くなってしまう・・・・
これは他人事ではなく、
そんな「何か」があれば誰でもなってしまう可能性があると思います。
ひきこもり主婦度チェック
番組でやっていた「ひきこもり主婦度チェック」です。
②人から頼まれると断ることができない
③買い物はネットばかり
④自宅での食事で同じメニューが続くことが多い
⑤ポストに郵便物がたまっている
⑥美容院に行くのがおっくうだ
この中で2つ当てはまると引きこもり主婦になる可能性があるそうです。
私は②と⑤が当てはまりました。
②はスタジオの方々も当てはまる人が多かったようです。
番組ではひとつひとつの項目についての説明はありませんでしたが、
「⑥美容院に行くのがおっくうだ」は面倒くさいとかではなく、
美容院では話しかけられるのが苦手だからというのがあるそうです。
そこから考えると、⑤のポストに行くのも、近所の人と会うかもしれないので、
挨拶・話をしたり、そうでなくても身なりが気になったり・・・とうのが理由かと思われます。
(そう考えると、私の場合の⑤は面倒くさいだけなので違うかもしれません)
そして、美容院などで話しかけられる内容で
「普段どうしていますか?」と言われると(美容院側からすると、何気ない会話ですが)
主婦で普段仕事をしていないことを引け目に感じてしまうのもあるとのことです。
そこから①の「仕事を辞めざるを得なかった」があるのかもしれません。
私は、結婚を機に「望んで」仕事を辞めました。
それでも、仕事やパートをしながら育児や家事をしている友人・仲間との間で
このような会話が出てくると、引け目に感じてしまうこともありました。
(もちろん、相手はそんなつもりでは言ってないと思います)
どうしたらいいの???
それぞれの人に、ひきこもるきっかけや理由があると思われるので
答えはひとつではないと思います。
番組ではこのような方法が紹介されていました。
自治体への相談
引きこもり女子会への参加
(番組では、生協の「パルシステム」が紹介されていました)
共通の悩みを持つ人の集まりで愚痴や悩みを吐き出す
相談できる相手を見つける
プレッシャーを与えない
悩みを聞いてあげる
最後に
「ひきこもり主婦」は推計3万人いるということです。
対人関係・環境の変化・孤独感など、ひきこもりになるきっかけはそれぞれですが
誰にでもあり得るような、他人事ではないことだと思います。
番組では対処法も紹介されていたので参考になると思います。
相談できる相手・話せる場所を見つけてもらいたいと思います。
今回コメンテーターとしてコーナーに参加されていた、
3人のお子さんのママである気象予報士の根本さんがすごくいいことを言われていたと思います。
私も、年齢とともにこう思えるようになってきました。
最後に紹介させてもらいます。
真面目であればあるほど、
真に受けて傷ついてしまう・・・
人それぞれ、いろいろなやり方、生き方があるから
ほっといて!
という(気持ちで)