ある番組で皮膚科医の女医さんが美肌についてレクチャーしてくれていました。タイトルは「やってるつもり」が落とし穴!?現役皮膚科医が実践する!「美肌の作り方」。
タイトル通り落とし穴になってしまいそうなこともありましたし、基本的なこと、ちゃんとできていたことなども。
「美肌」にとって日ごろの意識が大切です。こちらにまとめておきます。参考にしていただけたら嬉しいです。
記事を書きつつ意識を強めていきたいと思っています。
番組で皮膚科医の先生が教えてくれた、美肌でいるための「紫外線対策」「スキンケア」「睡眠」「食事」について
「美肌」について教えてくださった先生
小林智子先生。皮膚科専門医で延べ1万人の患者を診察さえており、美肌本も多数出版されているそうです。
Twitterやインスタグラム、YouTube、オンラインサロンなどでもお肌にとって大事なお話など発信されています。興味のある内容たくさん。
そして今年1月に発売されたこちらの本が先生曰く「薬の使い方や美容成分、美容施術などこれまでYouTubeなどで解説してきた内容をこれ一冊に凝縮」だそうです(Twitterより)
項目
今回の番組内では主に「紫外線対策」「スキンケア」「睡眠」「食事」についてのお話でした。
「実は知らない紫外線対策」「あなたのスキンケアは逆効果」など番組ならではの煽り文句が気になります。その内容をまとめていきます。
紫外線対策
エイジングサインであるシミしわたるみの8割が紫外線が原因 ⇒ 年間を通して日焼け止め対策が必要
特に気を付けないといけない時期もあるとは思うんですが、年間を通して対策が必要というのはわかります。
外出時マスクをすることが多いですが、紫外線はマスクを突き抜けて肌に届いているのでマスク下も紫外線対策が必要とのことです。
ただ、使い方にポイントがあるそうです。
日焼け止めを顔に塗る量は500円玉!
500円玉ってかなり多そう…
多くの人が日焼け止めの量が足りなくて効果を果たせていないそうです。平均的な日本人の顔の大きさだと1グラム=約500円玉くらい必要だそうです。
注!500円玉くらいとは一般的な話ということなので、それぞれの商品の必要量を参考に!私が使っている日焼け止めには「1円玉」でした。それでもかなりたっぷりです。
必要な量の日焼け止めを塗るのが大切なのはわかるけれど、顔が真っ白になってしまいそう
先生がこんなアドバイスをしてくれました。
日焼け止めの量が多いと感じるときは、2回に分けて塗りましょう。1回塗って15分ほどおいてなじんでから残りを塗るとうまく塗れます。
なるほど!ですね。朝の忙しい時にはちょっと難しさもありそうですが、朝のルーティンのなかでうまく塗るタイミングを見つけられたら、と思います。
日差しの強い場所では日焼け止めと帽子だけではなく、目も肌と同じくらい紫外線から守る必要がある
紫外線は目を通して脳を刺激する⇒しみ・そばかすの原因に
これも聞いたことがあります。確かに日差しの強いときにサングラスがないと目が疲れています。
ただ、最近は感染予防のためのマスクも必須となってきたので、帽子+サングラス+マスクとかなりアヤシイ姿になってしまうときもありますが、お肌のために場所や状況によってはやるべきですね。
スキンケア
洗顔で肌をこすると肌にとって本来必要な保湿成分も奪ってしまう⇒くすみの原因にあることもある
正しい洗顔はこするではなく、押す
これもよく言われていますね。泡の洗顔フォームも多く商品が出ています。
洗顔はたっぷりの泡で泡をクッションにして指が肌にふれないように押します。こすらなくても汚れは落ちます。
肌の保湿成分を残すことがくすみ予防になるそうです。
また洗顔後の保湿も浸透させようとパンパンするのは肌をこすることになるのでNGです。手に取った化粧水を叩かず1秒タッチを数か所することで浸透します。
私も以前は化粧水をパンパンしていたときがありました。肌をこすってしまっていたんですね( 一一)
フェイスパックを20分以上張ったままはNG。水分が過剰になり肌のバリアが低下してしまう。
赤ちゃんのおむつかぶれのような現象になってしまうそうです。
商品の目安時間を参考に、15分までにするようにしましょう
パックをしたままついついいろいろ用事をしてしまって長い時間になることがありました。気を付けなければ…
そして、同じ考え方でお風呂タイムについても忠告がありました。
入浴時間も長すぎはNG。保湿成分入りの入浴剤を使って10分までにする
睡眠
大切なのは寝る時間ではなく寝付いてから3時間以内に深い睡眠に入ること
これはちょっと知りませんでした。
寝る時間帯は気にしなくてOKなの? シンデレラタイムはもう古い??
なるほど!と思うけれど熟睡って意外とムズカシイ…
日によってはなかなか眠れないこともあります
先生が寝付いてから3時間以内に深い睡眠に入るためのアドバイスをしてくれました。
- 寝る直前にスマホはブルーライトが脳を刺激して深い睡眠に入りづらくなる⇒寝る1時間前からスマホを触らない
- 目が覚めたら朝日をしっかり浴びる⇒夜寝るための快眠ホルモンが分泌され深い睡眠になる
寝る時間はいろいろな都合でどうしても遅くなってしまうときも多く、シンデレラタイムの睡眠は難しい人も多いと思います。
ですが深い睡眠にはいるために気を付けることは自分次第でできそうなことです。
食事
ビタミンCは常識を採るのは常識。それ以上に血糖値が急激に上がると糖が身体のタンパク質と結びついて老化物質をつくる現象が起こり、シミしわたるみが加速してしまう
血糖値の急激な上昇がシミしわたるみにまで影響しているなんて
血糖値の急激な上昇は眠くなりやすいし、健康・ダイエットとしても良くないと思っていましたが、美肌のためにもよくないとは知りませんでした。
では急激な血糖値の上昇を防ぐためにどうしたらいいの?
先生が具体的な対策を教えてくれました。
- 急いで食べるはNG ゆっくりかんで
- 野菜や汁物から先に食べる
- 酢の物を最初に食べる
番組でも言っていましたが、これらの対策はダイエットにも共通しています。
老化物質を身体にためない食べ方のアドバイスもしてくれました。
- 目玉焼きよりゆで卵
- 焼き餃子より水餃子
- 唐揚げよりもサラダチキン
焼き目は肌を老化させる物質が含まれているため、焼かない調理のほうがよさそうです。
焼いたものや揚げ物をあきらめたくない場合はどうしたらいい?
おすすめ美肌食材はレモンです。クエン酸が作用して老化物質の蓄積を防いでくれます。
最後に
正しい対策をコツコツ続けることで美肌は手に入れられます。ぜひ実践してみてください!
先生のお話を聞いて、「美肌の作り方」は肌のためにはもちろん、健康やダイエット・スタイルキープにも共通していることもあることがわかりました。
ここにまとめた項目の中からできることをコツコツやっていくことで美肌・健康・スタイルキープにつなげていけるようにしたいと思います。